vol.1 ウズベキスタン|MEET THE COUNTRY

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『MEET THE COUNTRY!』では、商品生産国の1国をピックアップ! 

国の基本情報、パートナー企業・団体さまへのインタビューや生産現場の様子など、商品の背景にあるその国ならではのストーリーをお届けします。 
第1弾はウズベキスタン共和国。 かつてシルクロードの中継地として栄えた中央アジアの1国です。2021年にソ連から独立30周年を迎え、2022年に日本との外交関係樹立30周年を迎えたウズベキスタンの数々の魅力をご紹介します。

ウズベキスタンとは

国家独立から30周年 中央アジア最大の人口を誇る国

ウズベキスタン共和国は中央アジアに位置する国。かつてはソ連を構成する1国でしたが、その崩壊に伴い1991年に独立。 2021年に30周年を迎えました。首都は270万人近くが暮らすタシケント。屋内市場など活気に溢れた国内最大の商都です。最低2回国境を越えなければ海に到達できない「二重内陸国」で、国土の90%は広大な砂漠。夏は40度を超えることもしばしばで非常に暑く、冬は氷点下になることもあり、 昼夜の寒暖差が大きいことも特徴です。

面積
44万8,900平方キロメートル(出所:国土地理国家委員会)
人口
3,456万人(2021年1月時点、出所:国家統計委員会)
首都
タシケント 人口268万人(2021年1月時点、出所:国家統計委員会)
言語
ウズベク語、ロシア語、タジク語
主要民族
ウズベク人、ロシア人、タジク人、 カザフ人等
宗教
主としてイスラム教スンニ派
主要産業
綿繊維産業、食品加工、機械製作、金、石油、天然ガス

出所:ジェトロ外務省

シルクロードの文化が息づく歴史遺産の宝庫

ウズベキスタンは国家として独立してからは30年と新しい国ですが、 その歴史は非常に古く、かつては東西の交易を結ぶシルクロードの要衝として物資の移動や文化交流が盛んに行われ、文明発展の地として栄えました。そのため多くの遺跡が点在しており、その数4,000を超え、歴史遺物の宝庫といわれています。ユネスコの世界文化遺産は4つあり、中でも鮮やかな青色のタイルで装飾された華麗壮大な建造物が建ち並ぶ「青の都」古都サマルカンドは、人気の観光地として人々を魅了しています。

写真提供:日本ウズベキスタン協会、駐日ウズベキスタン共和国大使館

ウズベキスタンのグルメ

穀物の収穫高が多いウズベキスタンではパンが主食ですが、麺やお米料理も多くあります。中でも「プロフ」は、国民食といわれるほどポピュラーなメニュー。炒めた野菜や肉、スパイス、お米を一緒に炊き上げる中央アジア風の炊き込みご飯で、 結婚式などのお祝いごとには欠かせない伝統料理です。また、ドライフルーツも有名。長い日照時間、昼夜の寒暖差、少ない降水量という特有の気候が、生産過程に最適なのだそう。アプリコットやブドウなどのベーシックなものから、メロンなどの珍しいものもあるそうですよ。

日本の文化と似てる?真面目で礼儀正しい国民性

ウズベキスタンの人々はとても思いやりが深く、家族をはじめ仲間を大切にします。礼儀を重んじ、常に年長者を敬うことがマナーとされているそう。真面目で誠実な国民性は、日本人と通ずるものがありますね。また、親日家が多いのも特徴。それは、第二次世界大戦の終結後ソ連に抑留された多くの日本兵が、 国内の建築やインフラ整備に従事したことに由来しているといいます。中でも首都タシケントに在るオペラハウス「ナボイ劇場」は、1966年に当市を襲った大震災の際、 壊滅状態となった街の中で唯一倒壊することなく建ち続け避難所としても活用されました。このような背景から、例えそれが強制労働であってもひたむきに励む謹厳実直な姿や、 大地震にも耐え得る高い技術への評価が高く、 日本人に対して敬意や好意をもっている人が多いのだそうです。国家独立後の初代大統領イスラム・カリモフ氏も、親日家として知られていました。彼の母親は、毎週末彼を日本の抑留兵が働く場へ連れていき「あの日本人たちを見て。ロシアの兵隊がみていなくても働いている。あなたも大きくなったら、他人がみていなくても働くような人になって」と教えたといいます。

写真提供:駐日ウズベキスタン共和国大使館

外交関係樹立30周年を迎えたパートナーシップ

前途にもあるように、日本とウズベキスタンはとても関係深い国。 日本は、ODA(国際協力活動の公的資金)のもと、 経済発展のためのインフラ整備、市場経済・産業振興のための人材育成、保険医療の改善など、様々な分野の支援を通じて、ウズベキスタンの国の基盤強化をサポートし、両国間の絆を深めてきました。

 最近でいえば、ウズベキスタン北西部のカラカルパクスタン自治共和国で 国連開発計画(UNDP)と国連人口基金(UNFPA)による 地域振興運動「一村一品運動の基礎」研修が行われました。 アラル海地域の女性や若者のスキルアップを促し、地域の収入向上をサポートしています。

 2009年~2015年には、JICAの草の根技術協力事業を受託した東京農工大学が、ウズベキスタン国立養蚕研究所、ビジネスウーマン協会と共に「ウズベキスタン共和国 シルクロード農村副業復興計画ーフェルガナ州における養蚕農家の生計向上モデル構築プロジェクトー」を実施。ソ連の崩壊によって経済の打撃を受け、技術的進歩が停滞してしまった、1,000年以上の歴史あるフェルガナ地方の養蚕・絹産業の復興、および農村女性の自立化を目的に行われました。一村一品マーケットで販売している「シュシュ」や「ポーチ」、「くまのぬいぐるみ」などは、このプロジェクトの一環で制作された商品です。

日・中央アジア5か国外交関係樹立30周年を迎え、 文化交流など様々なイベントが予定されているといいます。 大きな節目を迎え、さらなる強固なパートナーシップが育まれていくことでしょう。

★「日本と中央アジア・コーカサス諸国の外交関係樹立30周年」の詳細はこちら
★日本のODAプロジェクト ウズベキスタンの詳細はこちら
★「ウズベキスタン共和国 シルクロード農村副業復興計画ーフェルガナ州における養蚕農家の生計向上モデル構築プロジェクトー」の詳細はこちら 

写真提供:駐日ウズベキスタン共和国大使館

関係者インタビュー

ウズベキスタンの商品を取り扱うパートナー企業・団体の方々へ、お話をお聞きしました。

ウズベキスタン共和国国旗,ウズベキスタン

ウズベキスタン共和国

ジャパントレーディンググループ株式会社CEO
ユヌス イシャンクロフさん

ご自身と会社について教えてください。

私は、ウズベキスタンのサマルカンドで生まれ育ちました。 国立サマルカンド外国語大学を卒業した後に来日し、一橋大学の大学院で国際経済学を学びました。 その後、 金融機関、大手自動車メーカーの勤務を経て、現在に至ります。
この会社では、ウズベキスタンの商品を始め、ハラル食品やトルコ食品の輸入・販売、飲食事業を手掛けるほか、 日本の建設機械や中古車の輸出など、幅広い事業を展開しています。

この仕事を始めた理由を教えてください。

ウズベキスタンがソ連から独立した当時私は10歳でしたが、事あるごとに日本の情報を見聞きしていました。 中央アジアの中で唯一、ウズベキスタンだけ日本との直行便が就航していたり、 日本が各大学にパソコンを100台寄付したことが報道されたりと、 独立後のウズベキスタンをサポートしてくれる日本に興味をもっていたため、 サマルカンド外国語大学に入学した時、日本語の学科を専攻しました。

そこで、ショートタームで赴任していたJICAの先生たちに出逢ったんです。 彼らは、先生でありながらビジネスマンでもあり、日本語を教えるだけでなく、自身が経験したビジネスの話を共有してくれました。とにかくとても熱心で、生徒のためにメチャクチャ頑張る姿を見て、 「この人たちはビジネスマンで全然違うフィールドで活躍しているのに、なぜこんなに一生懸命なのか?」と不思議に思うと同時におもしろさを感じ、「私もこうなりたい。」と強く思いました。 JICAの先生たちのように、外に出て、広い視野を持ち、ビジネスでもなんでもいろんな経験をして、自分が苦労して覚えたことやその経験を、誰かに伝えていきたい。 そうした思いが、今の仕事に繋がっています。

ウズベキスタンと日本との違いや共通点について教えてください。

日本の会社に勤めて驚いたことは、朝礼と終礼と日報。これはウズベキスタンの会社の文化にはありません。 当番制のゴミ集めや部署全員のデスク掃除なども初体験で、慣れるまでは苦労しましたが(笑)、 こういった真面目な姿勢が、日本企業や日本人に対する高い信頼性に繋がっているのだと思います。

共通点は、たくさんあります。 ウズベキスタンでは家族や両親をとても大切にしますが、日本もそうですよね。 国民食のプロフも炊き込みご飯と良く似ているし、言語の文法もそうです。 ウズベク語も主語から始まって述語が最後にきます。 洋服に関しても、日本の女性と同じように、ウズベキスタンの女性たちも過剰な肌の露出を嫌うので、 着物のようなスタイルの丈が長めのファッションが多い。 お辞儀の文化も一緒ですね。ウズベキスタンでは右手を胸に当てて頭を下げ、相手に敬意を表します。 お年寄りも大切にする。電車でどうぞと席を譲り、荷物を代わりに持ってサポートします。

ウズベキスタンは、日本と同じアジアの国で、とても良く似た文化や価値観を持っています。 似ているものを持っているからこそ、仲良くなれる国なのです。

ウズベキスタン人,ウズベク人
ウズベキスタン人,ウズベク人,中央アジア
ウズベキスタン料理,プロフ,米料理
写真提供:駐日ウズベキスタン共和国大使館

一村一品マーケットに参加した理由について教えてください。

生まれ育った国はウズベキスタンですが、社会人、夫、父になったのは日本でのこと。 人生の大事なポイントは、ほとんど日本で迎えました。だから私にとって2つの国はとても大切なのです。 商品を通じて、大切なウズベキスタンのことを、1人でも多くの大切な日本の人々に知ってもらいたい。その一心で参加しました。

リシュタン陶器,リシタン陶器,手描き,幾何学
アトラス,絹の王様,フェルガナ地域
ウズベキスタンの人形,中央アジア

ご自身の今後の活動について教えてください。

日本は、歴史や文化に関わるものをとても大切にして、上手に世界へアピールしています。 ウズベキスタンもとても古い歴史と文化をもっています。 シルクロードもそうですが、それ以前の歴史的な文化財など、世界に誇れるものがいっぱいある。 だから、日本と同じようにもっと良い方法で、もっと世界中へ紹介していくべきだと考えています。 クオリティもプライスも見た目も良い商品を通じて、1人でも多くの人にウズベキスタンの魅力を発信していきたいと思っています。

ウズベキスタン商品

ウズベキスタンには、陶器や刺繍、織物、木工品など、代々受け継がれた伝統技術によって
職人が一つ一つ丁寧に作り上げる手工芸品が数多くあります。中でも代表的なものをご紹介しましょう。

リシタン陶器

1,000年以上の歴史を持つ陶器の街「リシタン(東部フェルガナ州)」で、代々受け継がれる伝統技法によって作られています。天然釉薬で作られた鮮やかな青と、植物や幾何学模様などの繊細なモチーフが特徴です。

スザニ

木綿や絹の生地に、絹糸で花や植物などのモチーフを施した伝統的な刺繍生地。かつては嫁入り道具の一つとして母から娘へ、世代を超えて受け継がれていったものなのだそう。壁掛けなどのインテリアやポーチなどのファッション小物として、幅広い用途に使用されています。

アトラス

フェルガナ地域では古来より養蚕業が盛んで、その歴史は1,000年以上と言われています。「絹の王様」を意味するアトラスは、その絹糸を使用した伝統的な織物。日本の絣(かすり)と同じように染め分けられた経糸の模様に従って織り上げられており、多くは民族衣装に使用されています。因みに、横糸に綿糸を使用すると「アドラス」と呼ばれます。

当サイトでは、アトラス生地を使用した商品を取り揃えています。

ポーチ 935円

サイズ:約縦10cm×横18cm×厚み7cm

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マチが広いので収納力は抜群です。シルクならではの光沢で高級感があり、柔らかくて触り心地も◎!ファスナーには花のストラップが付いているので、開閉もスムーズです。

シュシュ 440円

サイズ:約内径3cm前後

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鮮やかな色合いと上品な光沢が人気。ヘアゴムとしてだけでなく、ブレスレットやカーテンやドアノブなど、ファッションコーデやインテリアのアクセントとしても大活躍!

ランチョンマット 935円

サイズ:約縦30cm×横38.5cm

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光沢があり手触りも良く、何より華やかなので、 いつもの食卓を明るく彩ってくれそうです。花瓶などのインテリア小物の敷物としてもおすすめです。

コースター 385円

サイズ:約14cm角

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ランチョンマットと同じデザインのコースターです。セットで使えば、オシャレで豪華な食卓を演出してくれますよ。

くまのぬいぐるみ 3,080円

サイズ:約縦23cm×横15cm×厚み9cm

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横糸に綿糸を使用した「アドラス生地」のくまのぬいぐるみ。カラフルでおしゃれなボディと、可愛らしい表情が人気の商品です。

これらの商品は、JICAの草の根技術協力事業として、東京農工大学がウズベキスタン国立養蚕研究所、 ビジネスウーマン協会と共に実施した「ウズベキスタン共和国 シルクロード農村副業復興計画 ーフェルガナ州における養蚕農家の生計向上モデル構築プロジェクトー」の一環で制作されたものです。

★「ウズベキスタン共和国 シルクロード農村副業復興計画ーフェルガナ州における養蚕農家の生計向上モデル構築プロジェクトー」の詳細はこちら

ものづくりギャラリー

ウズベキスタンの商品の制作風景をご紹介します。

【RISHTAN CERAMICS】(リシタン陶器)

【Lost in Uzbekistan】

動画提供:駐日ウズベキスタン共和国大使館

【アトラスの制作風景】

【バザールでのアトラスの販売風景】

【ウズベキスタン共和国 シルクロード農村副業復興計画 ワークフローの風景】

写真提供:日本ウズベキスタン協会

おすすめアイデア

ウズベキスタンの商品を使用した、アレンジアイデアをご紹介します。

アトラスで作られたシュシュは、鮮やかな色合いとツヤのある質感が人気です。ヘアゴムとしてはもちろん、ブレスレット、カーテンやドアノブなど、ファッションコーデやインテリアのアクセントとしても大活躍!ぜひ、ためしてみてくださいね。

シュシュ 440円

サイズ:内径 約3cm前後

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パートナー情報

ジャパントレーディンググループ株式会社

電話番号: 03-5812-4219
E-mail:japantradinggroup@gmail.com
事業内容中古自動車輸出業、ハラル食レストラン経営、ハラル食品輸入卸売、 海外ハンドメイド品輸入販売

NPO法人日本ウズベキスタン協会

電話番号: 03-3593-1400
E-mail:jp-uzbeku@nifty.com
HP:http://www.japan-uzbek.org/
取扱い品:「シュシュ」、「ポーチ」、「ランチョンマット」、「ぬいぐるみ」、「ストラップ」、 「小物入れ」、リシタンのアトラス柄など手書き模様の「陶器」、 「クリスマスオーナメント」など